こんにちは、設計の國生です!
本日は、『ギャッベ』について紹介していきたいと思います!
皆さん『ギャッベ』が何かご存じでしょうか?
↑ギャッベ
ギャッベとは、イランの遊牧民が手織りする毛の長い絨毯のことです。
もしかすると『ペルシャ絨毯』は聞いたことがあるかもしれませんが、ギャッベはペルシャ絨毯の一種です。
これらの違いは、
ペルシャ絨毯は職人による手編み
ギャッベは遊牧民による手編み
というのが根本的に違う部分になります。
その他にも、編み方や厚み、柄なども違う部分がありますが、これらは製作者が職人か遊牧民かという部分からの違いです。
ペルシャ絨毯は職人による手編みであるため、金額も効果になりがちです。
↑ペルシャ絨毯
そして先日、広島県府中市の『府中家具の館』に実際にギャッベやペルシャ絨毯を見に行ってきました。
最初は妻がギャッベに興味があり、それについていったような形でしたが、今では逆転して私がギャッベの魅力にハマってしまいました。
ギャッベには以下のような特徴があります。
①手織り
②天然ウール100%
③着色は草木染め(自然素材で着色)
④特徴的な柄がいくつかあり、それぞれ意味の込められた柄になっている
⑤丈夫で、代々受け継がれて使われる
⑥防音、防炎、調湿、保温性に優れる
すごいです。
これが約3000年前から使われていたと言われているので驚きです。
元々遊牧民が外で使うためにつくられたものなので、丈夫さが大きな特徴です。
100年以上使えるとも言われています。
そして私がとても惹かれたのは、天然素材のみで作られているということです。
着色をしていないものでも、白からグレー、茶色まで、羊の本来の毛の色がある色は着色せずに本来の毛色のみで作っていきます。
そして、着色をしているものに関しては草木染め。
草、野菜、果実などを煮出して液を作り、羊の毛を染めていきます。
自然のものしか使わずに、人の手で作る。
そのため同じものは一つとしてありません。
ギャッベを買うときは一期一会の出会いとも言います。
前に店で見たものがなくなっていたら、もう同じものとは出会えません。
ビビっと来たものがあったらすぐに決断できるようにしっかりお金を貯めておこうと思います。
私がギャッベを買うのはまだ1年以上あとの話になりそうですが、興味のある方は是非『府中家具の館』へ行ってギャッベに触れあってみてください。
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