庭園を望む平屋
倉敷市 N様邸
商品別|すべて
DATA
●間取り/1DK+事務所
●敷地面積/312.82㎡(94.62坪)
●延床面積/74.52㎡(22.54坪)
●1階面積/74.52㎡(22.54坪)
●C値/0.3c㎡/㎡ ※1
●UA値/0.46w/㎡k ※2
※1 C値:気密性能を表す値
※2 UA値:断熱性能を表す値
水害対策として高基礎を施工することになり和室に着座しての目線が庭園よりも高くなることから大開口窓からは庭園を見下ろせるよう綿密な開口設計を行っています。
和室のシンプルな設えは、窓から望める庭園とのバランスを考慮しました。
シンプルでありながらも質感を重視し、広縁の勾配天井も出入り口開口部から庭園方向を向いた視線から、立位、着座の視線をイメージし決定しています。
壁付けで空間を有効活用したキッチン。
ダイニングキッチンはコンパクトながらもハイサイドライトの間接光で開放感を感じます。キッチンから各部屋に行けるため移動距離が短く、生活動線がシンプルな間取りです。
キッチンは主に給湯室としての使用を想定していますが、キッチンから庭を感じ取れるよう、和室の入り口は引き込み戸で作り空間をつなげれるようにしました。
平屋ですが、吹抜から差し込む光が壁に反射して室内がとても明るいです。
落ち着いた事務所空間とするため白を基調とした内装で自然光を活かした設えとしました。
また、高気密高断熱で外部の音も聞こえにくいため、仕事に集中できる事務所空間です。
絵画を収納する部屋は造作で台を作り、収蔵庫を設計しました。
白を基調とした明るい洗面スペース。
壁付けの収納棚は高さの調節が可能です。
トイレは換気効率を高めるため、窓は設置していません。
玄関戸は片引きとし、玄関ポーチ階段昇降の支障にならない設計としました。
外壁はベルアート仕上げで和風の平屋の雰囲気にマッチしています。
実家を建て替える事務所兼用のお家
亡きお父さまの代で建てたご実家は、空き家となり手入れが行き届かない状態でした。そんな空き家となったご実家を、事務所として再活用するため工事を検討。
当初はリノベーションも検討していましたが、現在の暮らし方を考え、広さはあまり必要ないこと、築年数が経っていて耐震性に問題があったことから、平屋への建替え選択されました。
建物として存続させるため、水害対策として高基礎に。また、お父さまが遺した庭園を活かせるよう、配置も計画しました。