家事動線がスムーズな回遊できる間取り、30坪で実現した居心地の良い暮らし
倉敷市水江K様邸
地域別|倉敷市
コスパと快適性をかなえた住まい
コンパクトで無駄のない間取り。
建物形状をシンプルにすることで、構造的に強く、材料ロスを減らしコストを削減しました。
高気密、高断熱により光熱費を節約、居心地のいい暮らしが実現します。
家事動線のよい間取りを作るポイント・施工事例の紹介
家づくりの中でよく出てくる「動線」というキーワード。皆さんご存じでしょうか?動線とはお家の中や外における人やものの動きのことで、朝起きて、顔を洗い、ごはんを食べて、出かけるなどの一連の動きをつなぐ「生活動線」と、料理をしたり、片付けたり、洗濯したりといった家事に関わる「家事動線」の2つに大きく分けられます。ここでは後者の家事動線にスポットをあてて、家事を楽にする間取りの実例・事例を交えて紹介します。
また動線は二階建て、平屋、戸建て、マンションなど住宅形態は関係なく重要なお家づくりや住まいのポイントになるので、家づくりを考えられている方は皆さん一度検討することをオススメします。
家事負担を軽減?!家事動線のある間取りの重要性
お家で生活していく上で不可欠な家事。その家事を担う家族にはできるだけ楽にできるように、効率よく無駄のない家事動線はとても重要なポイントになってきます。なぜなら、家事はほぼ毎日行うものだからです。毎日する家事の負担が大きいと、家事をするのが億劫になったり、思ったようにこなすことができなくなったりと、体力的にも精神的にもしんどくなってしまいます。なので、お家を建ててから後悔しないように、家族みんなで事前にしっかりと計画・シミュレーションをすることが大事です。
シミュレーションする際には、まず家事の中で一番忙しいと言われている朝の動きを考えてみるとイメージしやすいです。朝はキッチンでは朝食の準備・お弁当の準備、洗面所や脱衣所では洗濯機で洗濯・洗濯干し、リビングや寝室などでお子さんの着替え・通学準備など、大忙しです。そんな時にどんな部屋やものが近くにあったらいいか考えていきます。
また家事の順番・重要度など人それぞれ違うので、対面式のキッチンにするだけなく、食卓への配膳を簡単にするためにキッチンカウンターを設けたりなど、一人一人にあった家事ラクポイントを見つけたり、優先順位を考える必要があります。
様々な家事動線。種類と内容を紹介
■洗濯動線
洗濯動線とは洗濯機から物干し場までの動線と、取り込んだ洗濯物をたたんで収納するまでの動線のことです。少し細かい話になりますが、洗濯動線を考える場合は、洗濯前の予備洗いや取り込んだ洗濯物の仕分けや、収納などをどこでするのか、また洗濯全てを一人でやるのか、家族で役割分担してするのかによっても、洗面脱衣所に必要な広さや収納が変わってきます。
また洗濯機のある場所から物干し場までは、できるだけ短く負担にならない程度に往復できる動線が理想的です。その中でも部屋干しが中心なのか、外干しが中心なのかによっても間取りは変わってきますので、今の洗濯スタイルだけでなく、理想の洗濯スタイルを検討することが重要です。
■掃除動線
掃除は日々各所で行われる家事なので、掃除のしやすさを考えることは、家事負担・ストレスの少ないお家づくりにとても重要なポイントとなってきます。特に掃除機用のコンセントは事前に計画することをオススメします。メインの掃除機がロボット掃除機なのか、コードレス掃除機なのかによってもコンセントの位置また収納場所の大きさは変わってきます。
■回遊動線
回遊動線とは行き止まりの場所を減らして、家の中をぐるぐると回れるようにする動線のことです。回遊性のある動線があると、日々の様々な移動をショートカットできたり効率的に生活できたり、朝の洗面所などみんなが同じ時間帯に使う場所でも出入口が複数あるだけで、人の渋滞が起きても難なく行きたい場所にアクセスすることができます。
■買い物動線、ごみ出し動線
キッチンや家事室などから外に出入りができる勝手口を計画すると、ごみ出しなどが楽になります。まとめ買いした食料品や生活用品を室内に直接運んだり、ごみなどを出すときにわざわざ玄関を通らずに外に出られると、楽ですし家の中が汚れることはありません。
■来客動線
来客動線は生活動線の一つですが、片付けの観点から家事にも関わる動線なので、併せて今回ご紹介します。
家を建ててから友人や親戚などいろいろな人に見てもらいたいものですよね。そういった来客の際に、プライベートなものが見えないように玄関から上がってリビングやLDKにお通しする動線のことです。
来客動線がない場合、洗面所や浴室まわり、ものが集まりやすい玄関まわりを見られるのは恥ずかしく思う方もいらっしゃると思いますし、もしかしたら来客前に慌てて片付けする、なんてことになってしまいます。
スムーズな家事動線のある間取りの施工事例の紹介
■洗濯動線のある家の施工事例
今回ご紹介するのは、上記の「洗濯動線」での説明の際にご紹介した間取りの施工実例になります。
脱衣所にある洗濯機から物干し場が隣に配置されており、物干し場とたたんだ洗濯物を収納する棚が向かい合わせに配置されています。洗濯に関する動きが狭い範囲で完結できるので、とても家事負担の少ないお家になっています。今回の物件には設置していませんが、アイロン掛けをすることの多いご家庭であれば、一部カウンターとコンセントを設けると、さらに洗濯スペースが充実し、家事ストレスの少ないお家にすることができます。
写真の左奥部分が脱衣所になっており、洗濯機を置くスペースがあります。写真の左手前部分が衣類乾燥機付の物干し場になっていて、天気に左右されずに洗濯物を干すことができるようになっています。写真の右側は衣類やハンガーなどの物干しに必要な道具などをしまう収納スペースになっています。また収納スペースと脱衣所・お風呂が近くにあるので、お風呂に入る際の着替えの準備を楽に済ませることができる間取りにもなっています。
>>『廊下の少ないミニマム動線の家の事例事例』の詳細はこちら
■掃除動線のある家の施工事例
今回ご紹介するのは、上記の「掃除動線」での説明の際にご紹介した間取りを少し間取りを変化させた施工実例になります。
最近は衣類などの収納スペースはファミリークローゼットなどのように一ヶ所にまとめて収納することが多い傾向にありますが、掃除道具は所々に分散させて収納するのが家事負担の削減に有効だと言われています。なぜかというと、掃除道具が掃除する場所のすぐそばにあることで、動作も少なく気持ちの面でも掃除がしやすくなるからです。特に掃除することにネガティブな印象を持たれている方にはオススメな間取りです。
写真はLDKから玄関ホール部分に入ったところのもので、写真の右手前部分が玄関になっています。LDKから玄関ホールに出てすぐ左手に収納があるので、ここに掃除道具を入れておくと、サッと掃除道具を取ることができ掃除がしやすい間取りになっています。最近はコードレスの掃除機を使われる方が多いので、その場合は収納の中にコンセントを設置し、収納内で充電できるようにしておくととても便利です。写真の左奥部分(ちょうど玄関収納の後ろ)にはトイレがあり、廊下を挟んで隣に収納があるので、トイレ掃除用のウェットシートなどを収納することができますし、トイレットペーパーなど大きなものも収納できるので、すっきりとしたトイレを保つことができます。
■来客動線のある家の施工事例
今回ご紹介するのは、上記の「来客動線」での説明の際にご紹介した間取りの施工実例です。こちらびお家では来客動線、家族動線と動線が分かれています。
家族が帰ってきて、靴や傘などでごちゃつきやすい玄関の荷物をシューズクロークに収納して、洗面所で手を洗ってLDKや脱衣所・浴室に入ることができるので収納面でも衛生面でもとても便利な動線計画になっています。
写真は玄関ポーチから玄関に入ったところのもので、写真の右部分が来客動線になっています。写真には写っていませんが、建具を開けるとLDKに繋がっています。写真の左部分が家族動線になっていて、手前のタイル部分がシューズクローク、その奥のフローリング部分が洗面所になっており、そこからLDK、脱衣所・浴室に行きかいできるような間取りになっています。
>>『エアコン2台で全館空調する「コスパ最適 快適住宅」の施工事例』の詳細はこちら
まとめ
家事動線はたくさんの種類があります。なので、お家づくりの際には「自分たちの理想の生活にはどの動線を優先するべきなのか」を考えて間取りを検討されることをオススメします。そうすることでデザインなどの見た目のこだわりだけでなく、家族みんなにとってラクに楽しく家事ができる目に見えない快適性も兼ね備えた理想のお家が実現できるはずです!
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