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長期優良住宅のメリット

2023/08/21(月) 家づくりのこと

こんにちは、設計部の國生です。

 

前回、前々回に続き、今回も長期優良住宅のお話をしたいと思います!

今回は、長期優良住宅のメリットについてです!

 

長期優良住宅のメリット

①補助金を受けることができる。

②フラット35等の住宅ローンの金利引き下げができる。

③税の特例措置を受けることができる。

④地震保険料の割引を受けることができる。

 

それぞれ説明していきます。

 

①補助金を受けることができる。

長期優良住宅の認定を受けることにより、補助金の申請が可能になります。

たとえば、『地域型住宅グリーン化事業』です。

『地域型住宅グリーン化事業』は最大150万円まで補助金をもらえる制度です。(カスケホームでは約100万円~120万円くらいの補助金を受けられます)

この補助金の申請には長期優良住宅・認定低炭素住宅・ZEHのいずれかの認定書が必要になりますので、長期優良住宅の認定を受けていれば、補助金をもらえるようになります。※工務店ごとに補助金の枠があり、抽選に外れると補助金がもらえない場合もあります。

 

もうひとつが『こどもエコすまい支援事業』です。

こちらは2019年から国土交通省が始めた『次世代住宅ポイント制度』から名前を変えて毎年行われている経済対策の今年の制度です。

毎年補助額や対象住宅の要件など、変わっているところがあるものの、似たような形の制度となっております。

変わっていないのは省エネ性の高い住宅にしか適用しないということです。

そしてこの申請は長期優良住宅の認定を受けていれば申請することが可能です。

補助金額は100万円で、今年はもうすぐ予算上限に達してしまいそうですが、来年も同じような制度があることを期待したいですね。

 

②フラット35等の住宅ローンの金利引き下げができる。

住宅ローンをフラット35で組む場合に、長期優良住宅の認定をうけることで金利の引き下げのあるプランを併用できるようになります。

フラット35S(金利Aプラン)・・・最初の10年間金利を0.25%引き下げるプランです。

フラット35維持保全型・・・最初の5年間金利を0.25%引き下げるプランです。

この二つを併用できるようになるので、最初の5年間は0.5%、6年目から10年目までは0.25%金利を引き下げることができます。

フラット35を検討の方は長期優良住宅も一緒に検討してみてください。

 

③税の特例措置を受けることができる。

長期優良住宅の認定を受けることで、所得税、登録免許税、不動産取得税、固定資産税など様々な税金の税率引き下げや控除額増額などの特例を受けることができます。

税金の支払いも大きな出費ですので、特例が受けられるのはうれしいですね!

 

④地震保険料の割引を受けることができる。

長期優良住宅は、耐震等級3が必ず必要になります。

長期優良住宅の認定を受けると、耐震等級3の住宅であることの公的な証明をしてもらえますので、地震保険の加入時に長期優良住宅であることのわかる資料を提出すれば、耐震等級割引を受けることができます。

 

このように、長期優良住宅の認定を受けることでたくさんの恩恵を受けることができます。

長期優良住宅の申請をするのは少しお金がかかりますが、恩恵を考えると安い出費なのではないかと考えております。

みなさんも一度検討してみてください。


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